石破氏、派閥会長を辞任=自民総裁選惨敗で引責

政治・外交

自民党石破派会長の石破茂元幹事長(63)は22日、同派の臨時総会で、9月の党総裁選に敗れた責任を取って会長を辞任する意向を表明した。「多くの方々の期待に応えられなかった。その責任を取ることが私の取るべき道だ」と説明。引き続き同派にとどまり、次期衆院選へ向けて所属議員の支援に努める考えも伝えた。

臨時総会では石破氏を慰留する声も上がったが、事務総長の鴨下一郎元環境相が中心となって後任を選出することで一致。新会長には鴨下氏を推す声が出ている。

総会後、石破氏は記者団に、今後の活動に関して「水月会(石破派)の一人ひとりが議席を維持するためにできる限りのことを今以上にやりたい」と強調。菅政権に対しては「国や次の時代のために良い仕事ができるよう、私としても力を尽くしたい」と述べ、支えていく意向を示した。

石破氏は2012年の第2次安倍内閣発足後、幹事長と地方創生担当相を歴任し、15年9月に石破派を旗揚げ。現在の同派所属議員は19人で、党内第6派閥だ。石破氏は要職を外れた後は安倍晋三前首相への批判を強めたが、党内の支持は広がらなかった。

先の総裁選は、国会議員票26、地方票42の計68票にとどまり、計377票の菅義偉首相だけでなく、計89票の岸田文雄前政調会長にも後れを取った。派内の一部からは政権批判路線に対する疑問が上がっていた。

記者団の質問に答える自民党の石破茂元幹事長=22日午後、東京・永田町記者団の質問に答える自民党の石破茂元幹事長=22日午後、東京・永田町

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