東京五輪開催へ決意=温暖化ガス「50年ゼロ」―28日から代表質問・首相所信表明

政治・外交

第203臨時国会が26日召集され、菅義偉首相は衆参両院本会議で内閣発足後初の所信表明演説に臨んだ。首相は、来年夏に延期された東京五輪・パラリンピック開催への決意を表明。新型コロナウイルス対策と経済活動を両立させる方針を明言した。温室効果ガスの排出量を2050年までにゼロとする目標も掲げた。国会は28日から各党代表質問が行われ、首相との論戦が始まる。

演説で、首相は東京五輪に触れ「人類がウイルスに打ち勝った証しとして、開催する決意だ」と強調。「安全・安心な大会の実現」を目指す考えを示した。

新型コロナ対策に全力を挙げ、「社会経済活動を再開して経済を回復する」と言及。1日20万件の検査能力の確保やワクチンの無料接種を挙げるとともに、内需刺激策の「Go To」キャンペーンを「適切に運用していく」とも述べた。

首相は、7年8カ月余りに及ぶ安倍前政権の路線を継承する方針を強調。経済政策では「今後もアベノミクスを継承し、さらなる改革を進める」と訴えた。ただ、憲法については「憲法審査会で建設的な議論を行い、国民的な議論につなげていくことを期待する」と述べるにとどめた。

菅義偉首相の所信表明演説が行われた参議院本会議=26日午後、国会菅義偉首相の所信表明演説が行われた参議院本会議=26日午後、国会

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