景気、全11地域で上方修正=「厳しい状況」継続―財務局経済報告

経済・ビジネス

財務省は28日、全国11地域の財務局などによる管内経済情勢報告を発表した。新型コロナウイルス感染防止と経済活動の両立から回復途上にある生産や消費を踏まえ、全11地域の景気判断を2期連続で上方修正。全国の総括判断は「持ち直しの動きがみられる」に引き上げた。ただ、同省は感染拡大前に比べ「(景気の)水準感は低い」とみており、「厳しい状況にある」との表現を残した。

同報告は直近3カ月の景気を点検するもので、今回は9月中旬から10月中旬にかけて聞き取りを実施。28日にオンラインで開催された全国財務局長会議で報告を取りまとめた。

個別に見ると、生産活動の判断は、国内外の自動車市場の持ち直しを受けた東海、中国、福岡などに加え、デジタル化需要に伴う電子部品・デバイスの底堅さから、全11地域で改善した。

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