「検察への迎合なかった」=司法取引の元秘書室長―ゴーン被告元側近公判・東京地裁

社会

日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(66)の報酬隠しに関与したとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪に問われた元側近の同社元代表取締役グレッグ・ケリー被告(64)らの公判が28日、東京地裁(下津健司裁判長)であった。日本版「司法取引」に合意した同社元秘書室長は、証人尋問で取引に応じた経緯を説明。「検察官に迎合することは頭にもなかった」と強調した。

元室長の証言によると、日産の川口均前副社長らは2018年10月9日、ゴーン被告がレバノンやブラジルにある同社の不動産を私物化しているなどと元室長に指摘した上で、「知っていることを検察に話して協力してくれないか」と要請。元室長は、私物化に関与した罪悪感などから、「話すしかない」と考えた。

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