トカゲモドキなど密輸防止へ=ワシントン条約で協力要請―環境省

政治・外交

環境省は6日、奄美群島(鹿児島県)や沖縄諸島の固有種で、ペットとして海外で人気がある希少なトカゲモドキやイボイモリなど7種について、ワシントン条約の「付属書III」への掲載を同条約事務局に要請したと発表した。他国に保護への協力を求め、日本からの密輸を防ぐのが目的。掲載されると、他国で輸出入される際に原産地の確認が必要となる。掲載は来年2月上旬以降の見通し。

対象は、クロイワトカゲモドキなどトカゲモドキ属6種とイボイモリの計7種。国内では既に捕獲や販売、海外への輸出を原則禁止している。しかし、NGOの調査で、欧米でペットとして流通していることが判明。日本から密輸されている可能性もある。

環境省は、他国の協力を通じて、トカゲモドキなどの海外での流通状況を把握。今後、国際取引の禁止といったより強い規制を条約事務局に提案するため、必要なデータを集める方針だ。

環境省がワシントン条約の「付属書Ⅲ」への掲載を条約事務局に要請したクロイワトカゲモドキ(同省提供)環境省がワシントン条約の「付属書Ⅲ」への掲載を条約事務局に要請したクロイワトカゲモドキ(同省提供)

環境省がワシントン条約の「付属書Ⅲ」への掲載を条約事務局に要請したイボイモリ(同省提供)環境省がワシントン条約の「付属書Ⅲ」への掲載を条約事務局に要請したイボイモリ(同省提供)

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