「核軍縮推進を」=被爆地訪問望む声も、広島・長崎―米大統領選

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米大統領選でバイデン前副大統領の当選が確実となったのを受け、広島、長崎の被爆者らからは核軍縮の推進を望む声が上がった。

広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長(76)は「核抑止は終わりにして廃絶に向かってほしい」と語った。「核兵器禁止条約が発効する時期に大統領も変わる。すぐに大きな変化は出ないと思うが、軍縮を進めてもらいたい」と期待を示した。

別の県被団協の箕牧智之理事長代行(78)は「バイデンさんは軍事費を削って福祉に回すような発言をしていた。ぜひ実現を」と強調。「平和記念資料館や原爆ドームを見て、原爆の威力を感じてほしい」と早期の広島訪問も呼び掛けた。

長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長(80)は「民主主義の勝利だ。米国民は核兵器や軍事力の危うさを見て取った。安定したアメリカを取り戻し、核なき世界を目指してほしい」と話した。

高校生平和大使派遣委員会責任者の平野伸人さん(73)は「バイデン氏には世界のリーダーとして分断を癒やし、融和を図っていただきたい」と訴えた。

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