札幌、不要不急の外出自粛要請へ=医療体制は「憂慮事態」―北海道知事

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北海道は16日、札幌市の繁華街ススキノを中心とした新型コロナウイルス感染者急増を受け、札幌市民に対し、不要不急の外出自粛を要請する方向で検討に入った。同市と道内他地域との不要不急の往来自粛も求める。いずれも感染リスクを回避できない場合に限る。詳細を詰め、17日にも決定する。

札幌市の秋元克広市長との緊急会談後、鈴木直道知事が明らかにした。鈴木氏は記者団に「厳しい医療提供体制となっており、大変憂慮すべき事態だ」と強調。「11月中にしっかり抑え込む」と述べた。

道内の感染者は10月に再び急増。11月5日以降は連日3桁で高止まりしており、15日までの4日間は連続で200人を超えた。12日には、札幌市医師会の松家治道会長が会見し「市内の入院病床は非常に逼迫(ひっぱく)している。この状況があと1週間続くと、医療崩壊につながるのではないか」と警鐘を鳴らしていた。

北海道独自の5段階の警戒ステージは、札幌市のみ現在の「3」から「4」相当の扱いとする方向。今後、政府に対し、需要喚起策「Go To トラベル」を利用する場合には、感染対策の徹底を注意喚起するよう求める方針だ。

新型コロナウイルス対策の緊急会談後、報道陣の取材に応じる北海道の鈴木直道知事(右)と札幌市の秋元克広市長=16日午後、北海道庁新型コロナウイルス対策の緊急会談後、報道陣の取材に応じる北海道の鈴木直道知事(右)と札幌市の秋元克広市長=16日午後、北海道庁

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