児童虐待、最多19万4000件=19年度「面前DV」が増加―厚労省

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厚生労働省は18日、2019年度に全国の児童相談所(児相)が対応した虐待相談件数(速報値)が前年度比3万3942件(21.2%)増の19万3780件だったと発表した。1990年度の集計開始以来最多を更新し、前年度からの増加幅も過去最大となった。

厚労省は「児童が家庭内暴力を目の当たりにする『面前DV(ドメスティックバイオレンス)』について、警察からの通告が増えたことが要因に挙げられる」と説明している。

内容別では、面前DVを含む「心理的虐待」が10万9118件(前年度比2万727件増)と大幅に増加。次いで「身体的虐待」が4万9240件(同9002件増)だった。昨年の通常国会で成立し、今年4月に施行された改正児童虐待防止関連法では、虐待と密接な関わりがあるとされる家庭内暴力の対策を担う相談機関と児相との連携強化が明記されている。

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