連合、ベア「2%程度」=8年連続要求へ―21年春闘方針案

経済・ビジネス

連合は19日、2021年春闘に向けた中央執行委員会を開き、基本給を底上げするベースアップ(ベア)について、前年と同じ「2%程度」とする闘争方針案を確認した。12月1日の中央委員会で正式決定する。ベア要求は8年連続。水準を「2%程度」とするのは6年連続となるが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、例年になく厳しい交渉となるのは確実な情勢だ。

20年春闘までは、戦後2番目に長い景気回復の下、政府の要請を受け賃上げが進んだ。しかし新型コロナの感染拡大に伴い状況は一変。多くの企業で業績が急速に落ち込み、雇用情勢も悪化している。連合は雇用の維持・確保や定期昇給の確保を「大前提」に、ベアを求めていく。

神津里季生会長は委員会後、東京都内で記者会見し「(賃上げと雇用は)二者択一ではない」と強調。その上で「経済の好循環につなげるため、(賃上げの)歩みを止めてはいけない」と述べた。

記者会見する連合の神津里季生会長=19日午後、東京都千代田区記者会見する連合の神津里季生会長=19日午後、東京都千代田区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 雇用・賃金・福利厚生 雇用・失業 日本