河井夫妻、政治資金の収支不記載=1.5億円、解明進まず

政治・外交

広島県選挙管理委員会は20日、2019年分の政治資金収支報告書を公表した。同年の参院選をめぐり公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた元法相で衆院議員の河井克行被告、妻で参院議員の案里被告(いずれも自民党離党)がそれぞれ支部長を務めていた同党支部は、二つとも「関係書類が押収されている」として収支の記載がなかった。

夫妻側には参院選前、党本部から選挙資金計1億5000万円が提供された。野党は「買収の原資になったのではないか」と追及してきたが、資金の流れが解明できない状態が続く。

収支報告書では克行被告の「自民党広島県第3選挙区支部」、案里被告の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」ともに収入と支出を「不明」と記載。「関係書類が返還されたときには報告書を訂正する」とする会計責任者の宣誓書が付けられている。

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