東京で食事券販売開始=「GoTo」、感染急拡大の中

政治・外交

新型コロナウイルスの急速な感染拡大に歯止めがかからない東京都で20日、外食需要喚起策「Go To イート」のプレミアム付き食事券の販売が始まった。購入客の中には、「感染拡大が収まるまで(券の使用は)控える」(40代主婦)と不安を抱く人も少なくないようだ。

東京の食事券は1000円券10枚、500円券5枚の計15枚(1万2500円分)を1万円で販売。事前にはがきなどで引換券を入手すれば、1回2セットまで買える。ネットで抽選の上、購入できるデジタル版もあり、20日に抽選申し込みが始まった。使用期限はいずれも来年3月末。

東京都足立区の商業施設「北千住マルイ」に設置された販売所では開店前に約50人が列をつくり、正午を過ぎても客足が途切れなかった。千葉県から来た70代の女性は、「感染対策のしっかりした店を選びたい」と慎重な様子だった。

夜間の来店客はかつての半分程度というJR北千住駅近くのイタリア料理店の店長は、「高級店に利用が偏るかもしれず、効果は半信半疑」と話していた。

東京では新型コロナの感染者が19、20日と2日続けて500人を超えるなど、感染拡大のスピードが増している。都は政府の要請を受け「イート」の適用を原則4人以下の飲食に限る方針を示した。

食事券は都道府県ごとに発行され、これまでに45都道府県で販売が始まった。

「Go To イート」プレミアム付き食事券の引き換えに訪れた購入者ら=20日午前、東京都足立区「Go To イート」プレミアム付き食事券の引き換えに訪れた購入者ら=20日午前、東京都足立区

「Go To イート」プレミアム付き食事券を受け取る人たち=20日午前、東京都足立区「Go To イート」プレミアム付き食事券を受け取る人たち=20日午前、東京都足立区

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