「全ての事業を継続」=中村医師襲撃1年で追悼式―福岡

社会

アフガニスタンで長年、復興支援を行っていたNGO「ペシャワール会」(福岡市)代表の医師中村哲さん=当時(73)=が、現地で襲撃され死亡した事件から12月4日で1年となるのを前に、母校の九州大で23日、追悼式が営まれた。

駐日アフガン大使や現地スタッフら約500人が参列。新型コロナウイルス感染防止のため、席の間隔を空け、オンライン中継も行われた。同会の村上優会長は「全ての事業を継続する。前に進みます」と決意を述べた。

会場には現地で活動する中村さんの写真が飾られ、同国のガニ大統領もビデオメッセージを寄せた。長女の秋子さんは「家族思いの優しい父親だった」と振り返り、会の活動に参加したこの1年を「父を感じる貴重な時間」と話した。式の最後には「平和とは観念ではなく、実態である」との中村さんの言葉が朗読された。

アフガニスタンで銃撃され死亡した中村哲医師の追悼式で、あいさつするペシャワール会の村上優会長=23日午後、福岡市西区アフガニスタンで銃撃され死亡した中村哲医師の追悼式で、あいさつするペシャワール会の村上優会長=23日午後、福岡市西区

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