安倍氏側、領収書廃棄か=宛名は資金管理団体―「桜」夕食会・東京地検

社会

安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に東京都内のホテルで開催した夕食会の費用の一部を補填(ほてん)していたとされる疑惑で、安倍氏側が、ホテルから受け取った領収書を廃棄していた疑いがあることが25日、関係者への取材で分かった。

領収書の宛名は安倍氏の資金管理団体「晋和会」だったことも判明。夕食会は2013年から昨年まで毎年開催されていたが、公表されている晋和会の政治資金収支報告書に収支の記載はなく、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)に該当するか慎重に調べている。

関係者によると、ホテルは費用の総額が記された書面を安倍氏側に提示し、安倍氏側から参加者の会費を受け取ると、不足分を請求。安倍氏側から支払いを受けると、晋和会宛てに領収書を発行していた。しかし、15年以降の領収書については残っておらず、廃棄された疑いがあるという。

夕食会は山口県下関市に事務所を置く政治団体「安倍晋三後援会」が主催。関係者によると、補填の疑いがあるのは15年から昨年までの分で、安倍氏側は5年間で計800万円超をホテルに支払っていた。

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