氷河期採用で初の統一試験=国家公務員、競争率36倍―人事院

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30代半ば~40代後半とされる就職氷河期世代を対象にした国家公務員の中途採用試験が29日、全国9都市で始まった。中央省庁で統一の選考試験を行うのは、今年度が初めて。全体の採用予定人数157人に対し、5634人が受験。競争率は35.9倍となった。最終合格者は来年2月25日に発表される。

この日は東京や大阪など18会場で、1次選考の筆記試験が行われた。受験者は公務員として必要な知識などを問う基礎能力試験や作文が課せられた。通過者は12月25日に発表。2次試験は来年1月25日~2月5日の日程で実施する予定。各府省庁ごとに個人面接などを行う。

府省庁別の採用予定人数は、厚生労働省の事務職で30人、国土交通省の技術職で17人など。受験資格は学歴職歴問わず、1966年4月2日~86年4月1日に生まれた人。就職浪人をしていた人らがいることも考慮し、受験できる年齢は50代も含め幅広く設定した。

就職氷河期世代を対象にした国家公務員中途採用試験の会場に進む受験生ら=29日午前、東京都武蔵野市就職氷河期世代を対象にした国家公務員中途採用試験の会場に進む受験生ら=29日午前、東京都武蔵野市

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