GoToクーポン詐取容疑=宿泊無断キャンセル、男逮捕―警視庁

社会

政府の観光支援策「Go To トラベル」キャンペーンで、旅先での買い物などに使える「地域共通クーポン」を不正に取得したとして、警視庁捜査2課は29日までに、電子計算機使用詐欺容疑で神奈川県藤沢市川名、職業不詳相田卓也容疑者(30)を逮捕した。容疑を認めているという。同クーポンをめぐる摘発は全国で初めて。

逮捕容疑は10月上旬、宿泊する意思がないのに大手旅行サイトに虚偽の情報を入力し、東京都内の4カ所のホテルに5回にわたり予約を入れ、電子クーポン約54万円分をだまし取った疑い。

地域共通クーポンは、紙クーポンと電子クーポンの2種類あり、1人1泊当たり旅行代金の最大15%分を受け取れる。観光庁によると、電子クーポンは宿泊施設にチェックインする前でも当日の午後3時以降に発行され、不正取得が目的とみられる宿泊の無断キャンセルが複数確認されているという。

捜査2課によると、相田容疑者はいずれも1週間以上の長期の宿泊予約を入れ、ホテル側の被害は総額約500万円に上るという。インターネット交流サイト(SNS)の情報を基に不正を行ったと話しており、詐取したクーポンの多くはスマートフォンやゲームソフトの購入に充てたという。

「Go To トラベル」の地域共通クーポンが使えることを示す店頭のお知らせ=27日、大阪市中央区「Go To トラベル」の地域共通クーポンが使えることを示す店頭のお知らせ=27日、大阪市中央区

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