独少女像、展示継続へ=修正し恒常設置も―区議会決議

政治・外交

【ベルリン時事】ドイツのベルリン市ミッテ区に設置された従軍慰安婦を象徴する少女像をめぐり、区議会は1日の審議で、継続展示を支持する決議を賛成24票、反対5票で可決した。これを受け、一時は許可を取り消した区側も、撤回し設置を許可するとみられる。

決議文は日本政府が謝罪した「河野談話」を引用し、像は戦時中の性暴力についての議論をするきっかけとなるとした。さらに1年とされている設置期限について「恒常的な設置に向けた解決策を探すべきだ」との文言が盛り込まれた。決議を提出した左派党の議員は、日本だけでなく普遍的に戦時中の性暴力に反対する「より広い文脈で修正」した上で、恒常設置をすべきだと語った。

この問題では複数の議員が発言。日韓対立をあおるのではなく、地元芸術家が関わって性暴力反対を示す内容に修正するとの案が示されたほか、日本政府が設置取り消しを求めたことを「日本の影響力行使」(緑の党議員)と批判する声も上がった。

ベルリンに設置された、従軍慰安婦を象徴する少女像=10月27日(AFP時事)ベルリンに設置された、従軍慰安婦を象徴する少女像=10月27日(AFP時事)

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