はやぶさ2カプセルが到着=小惑星の砂か、分析へ―JAXA

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小惑星「りゅうぐう」の砂が入っているとみられる探査機「はやぶさ2」のカプセルが8日午前、回収されたオーストラリアから宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(相模原市)に到着した。カプセルは専用の分析施設で開封され、約半年間かけて顕微鏡などによる観察、分析が行われる。

カプセルを載せたトラックは午前10時半ごろ、相模原キャンパスに到着した。搬入作業を見守った津田雄一プロジェクトマネジャーは「ほっとしました。はやぶさ2には、本当によく頑張って『お使い』を終わらせてくれたと言いたい」と話した。

砂が入っていれば、2010年に初代「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰って以来の快挙。有機物や水を含むとされる炭素質(C型)小惑星からの回収は世界初となる。

18年6月にりゅうぐうに到着したはやぶさ2は、19年2月に最初の着陸に成功。その後、人工クレーターを作成し、地下からの噴出物が積もった同クレーター周辺にも着陸して試料採取を試みており、放射線などの影響が少ない地下物質の回収も期待される。

探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが入ったコンテナを施設内に搬入する関係者=8日午前、相模原市のJAXA相模原キャンパス探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが入ったコンテナを施設内に搬入する関係者=8日午前、相模原市のJAXA相模原キャンパス

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