小惑星の砂、来週にも判明=はやぶさ2カプセル、開封へ―JAXA

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、探査機「はやぶさ2」の試料カプセルについて、作業が順調に進めば来週にも開封し、小惑星「りゅうぐう」で採取した砂が入っているかどうか確認すると発表した。

JAXAの津田雄一プロジェクトマネジャーは同日、相模原キャンパス(相模原市)で記者会見し、「新しい科学がここからスタートできる。はやぶさ2が貢献できて良かった」と述べた。

はやぶさ2のカプセルは6日未明、オーストラリア南部の砂漠地帯に着陸し、回収された。JAXAは7日午前に現地でガス成分を採取し、簡易分析をしたが、ガスがりゅうぐう由来のものか断定するには詳細な分析が必要だという。

相模原キャンパスの分析施設に搬入された試料は、地球大気の影響を受けないよう、真空環境や窒素を満たした環境で開封される。JAXAは約半年かけ、試料の取り出しや分類、顕微鏡による観察などを行うとともに、国内外の研究者に分配する準備を進める。

記者会見を終え、撮影に応じるJAXAの津田雄一プロジェクトマネジャー(中央)ら=8日午後、相模原市のJAXA相模原キャンパス記者会見を終え、撮影に応じるJAXAの津田雄一プロジェクトマネジャー(中央)ら=8日午後、相模原市のJAXA相模原キャンパス

探査機「はやぶさ2」の試料カプセル到着を受け、記者会見するJAXAの津田雄一プロジェクトマネジャー(右から2人目)ら=8日午後、相模原市のJAXA相模原キャンパス探査機「はやぶさ2」の試料カプセル到着を受け、記者会見するJAXAの津田雄一プロジェクトマネジャー(右から2人目)ら=8日午後、相模原市のJAXA相模原キャンパス

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