敵基地攻撃は「検討継続」=結論先送り、18日閣議決定―政府

政治・外交

安倍晋三前首相が年内に結論を得る考えを示していた「敵基地攻撃能力」の保持について、政府が年明け以降も期限を区切らずに検討を続けることが10日、分かった。こうした方針を18日に閣議決定する。衆院選を1年以内に控え、与党内にも慎重論のある敵基地攻撃の議論を事実上、先送りする。複数の政府・与党関係者が明らかにした。

閣議決定案は2本柱の構成。一つは政府が導入を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策となる「イージス・システム搭載艦」を建造する方針を明記する。

もう一つは国産開発中の「12式地対艦誘導弾(SSM)」を長射程化し、敵の脅威圏外から対処する「スタンド・オフ・ミサイル」に変える計画だ。敵基地攻撃能力は「抑止力の強化」などの表現で、引き続き検討することを盛り込む。

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