「医療逼迫し始めている」=入院患者が急増―都専門家会議

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東京都は10日、新型コロナウイルスの感染状況と医療提供体制を分析するモニタリング会議を開いた。65歳以上の高齢者を含めた新規感染者数が高水準で推移しており、入院患者が急増。会議に出席した専門家は「医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し始めている。新規陽性者と重症者の増加を防ぐことが最も重要だ」と訴えた。

入院者数は、11月から増加傾向が続いており、今月9日時点で前週(2日時点)から約200人増え1820人となった。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)を使用している重症者は前週と同じ59人。

会議では、コロナ患者用に確保した病床数が3000床に増え、うち200床が重症者用であることが報告されたが、東京都医師会の猪口正孝副会長は「通常医療との両立が困難な状況となっている」と指摘。病床の使用率が上昇しているのに加え、患者の受け入れ調整の難航などで医療現場の負荷が増していると危機感を示した。

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