東京・名古屋向け一時除外=GoTo、出発分は自粛―コロナ対策本部、午後に開催

政治・外交

政府は新型コロナウイルスの感染状況が過去最悪の水準となっている現状を踏まえ、国の観光支援事業「Go To トラベル」に関し、感染拡大が顕著な東京都と名古屋市を目的地とする旅行を対象から一時除外する調整に入った。この2地域から出発する旅行については、年齢制限を設けずに利用自粛を求める方向だ。政府関係者が13日、明らかにした。

こうした措置は既に札幌、大阪両市を対象に取っている。感染が深刻化する地域の対応をそろえた方が国民の理解が得られやすいと判断したといい、4地域とも今月25日か27日まで実施する案が検討されている。これに対し、都側は来年1月11日まで、より長い期間を求めている。

菅義偉首相は14日、西村康稔経済再生担当相や田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と首相官邸で協議。政府は同日午後、新型コロナ感染症対策本部会合を開き、感染拡大地域への対応を決定する。加藤勝信官房長官は記者会見で「(政府の分科会)提言を受けた対応方針を検討する。都道府県知事と調整、協議を断続的に行っている」と述べた。

首相は13日の自民党会合で、トラベル事業に触れ「地方の経済が(それにより)回っている現状もある。しっかりコロナ対策をする必要もあり、適切に対応していきたい」と強調。見直しについて「地方の首長と調整を行っている」と述べた。

西村氏は13日のNHK番組で、東京都と名古屋市の一時除外も視野に関係自治体との協議を急ぐ考えを示した。西村氏はこの後、都内で小池百合子都知事と会談した。

西村氏はまた、名古屋市の除外を検討するよう愛知県の大村秀章知事に要請した。大村氏が13日の民放番組で明かした。

首相官邸に入る菅義偉首相=14日午前、東京・永田町首相官邸に入る菅義偉首相=14日午前、東京・永田町

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