ドイツの軍艦派遣「強く支持」=岸防衛相、共同訓練に期待

政治・外交

【ベルリン時事】岸信夫防衛相は15日、ドイツのクランプカレンバウアー国防相とウェブ討論を行い、ドイツがインド太平洋への軍艦派遣を計画していることを「強く支持」すると表明した。岸氏は中国が領有権主張を強める南シナ海での航行や、自衛隊との共同訓練に期待を示した。

岸氏は、中国が「力を背景とした一方的な現状変更の試み」を強めていると脅威を強調。ドイツが海洋でのプレゼンスを強化し、秩序の維持に貢献することを歓迎すると述べた。

クランプカレンバウアー氏も「日本は、欧州と米国外では最も古い北大西洋条約機構(NATO)のパートナーだ」と述べ、防衛協力拡大の方針を表明。来年にインド太平洋に軍艦を派遣する計画を調整中と語った。ただ、南シナ海での航行は明言しなかった。

ドイツはインド太平洋地域への関与を強めており、国防相は当初訪日する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でウェブ討論に切り替えた。

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