「宇宙酒」で復興発信=ISS輸送の酵母で―福島

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宇宙を旅した酵母で日本酒を―。東日本大震災から10年を迎える節目に、国際宇宙ステーション(ISS)から復興支援への感謝を世界に発信する「東北復興宇宙ミッション」の実行委員会は17日、宇宙に打ち上げた酵母を使って「宇宙酒」を製造する計画を明らかにした。

実行委事務局の関係者が同日、福島県庁で内堀雅雄知事に報告した。来年5月に米宇宙企業スペースXのロケット「ファルコン9」で、県が開発したオリジナル酵母「うつくしま夢酵母」をISSに輸送。同6月末の帰還後に培養し、早ければ同年末ごろから「東北復興宇宙酒」として販売する。

長谷川洋一事務局長は「飲むと体が軽くなり、宇宙に飛んでいくような気分を味わえる日本酒になれば面白い」と期待を込める。被災自治体の農作物の種なども打ち上げ、地球帰還後は、地域振興に活用してもらうという。

被災地から寄せられた感謝のメッセージを読み上げる宇宙飛行士のイメージイラスト(一般財団法人ワンアース提供)被災地から寄せられた感謝のメッセージを読み上げる宇宙飛行士のイメージイラスト(一般財団法人ワンアース提供)

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