防衛費5兆3400億円=過去最大、F15改修先送り―政府調整

政治・外交

政府は17日、防衛省の2021年度予算案について、過去最大の総額5兆3400億円程度とする方向で最終調整に入った。増額は9年連続。陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に替わる「イージス・システム搭載艦」導入に向けた調査費17億円を盛り込む。一方で航空自衛隊F15戦闘機の改修費計上は見送る。

20年度当初予算は5兆3133億円。過去最多額を更新するのは7年連続となる。

概算要求で27億円としていた国産開発中のミサイル「12式地対艦誘導弾(SSM)」について、長射程化して陸海空のいずれからも発射できるように計画を変更。関連費は335億円程度と大幅に増えた。また、従来の装備では探知・追尾が難しい最新鋭ミサイルに対処する「小型人工衛星網(コンステレーション)」の研究費2億円を計上した。

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