海洋放出決定は時期尚早=原発処理水、風評被害を懸念―自民有志

政治・外交

東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出に慎重な自民党有志が17日、衆院議員会館で勉強会の初会合を開いた。風評被害の懸念がある海洋放出を現時点で決めるのは国民の理解を得られないとの認識で一致。勉強会が党内の意見集約を主導し、政府への要望を取りまとめることを確認した。

政府は、原発敷地内の処理水タンクが2022年秋ごろに満杯になることから、海洋に放出する方針。全国漁業協同組合連合会などは反対している。勉強会の呼び掛け人の一人、山本拓元農林水産副大臣は会合後、「海洋放出が唯一の選択肢ではない」と記者団に述べた。

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