馬毛島調査めぐり漁師提訴=県の許可取り消し求め―鹿児島地裁

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米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転先として馬毛島(鹿児島県西之表市)で進む自衛隊基地建設計画をめぐり、同市の漁師16人が18日、防衛省が同島周辺で実施する海上ボーリング調査を塩田康一知事が許可したのは違法だとして、許可取り消しを求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。

訴状では、防衛省の許可申請で必要となる種子島漁協の同意について、漁協は組合員の意見を無視し理事会だけで同意を決定したと指摘。知事の許可についても、周辺海域で盛んなトコブシ漁などへの影響を十分に考慮しなかったと主張している。

県が許可した防衛省の申請書には、漁場環境への影響を懸念する西之表市の八板俊輔市長の意見書も添付されている。漁師の西義春さん(68)は「馬毛島を主として漁をやる者には生活に関わること。裁判でただせれば」と述べた。

塩田知事の話 現時点で訴状が届いていないことから、コメントは差し控える。

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