赤字国債、３７．３兆円発行＝歳出膨張で１２兆円増―２１年度

政府は１８日、赤字国債を２０２１年度に３７兆２６００億円発行する方針を固めた。２０年度当初予算（２５兆４４６２億円）と比べ、１２兆円近く増加する。２１年度予算案で、一般会計歳出が過去最大の１０６兆６１００億円に膨らむ一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で税収見通しが５７兆４５００億円にとどまるためだ。

歳入不足を国の借金である国債発行で穴埋めするいびつな財政構造が一段と悪化している。

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