F2後継機に576億円=防衛費、7年連続過去最高―来年度予算案

政治・外交

2021年度の防衛予算案は20年度当初比0.5%増の5兆3422億円となり、7年連続で過去最高を更新した。航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発費として576億円を計上。35年の配備開始に向け、機体やエンジンの設計を進めるほか、米軍機との相互運用性確保に向けた研究に着手する。

改良中のミサイル「12式地対艦誘導弾(SSM)」は、長射程化して陸海空のいずれからも発射できる見通しが付いたため計画を変更。概算要求で計上していた27億円から大幅に積み増し、335億円とした。

在日米軍駐留費の日本側負担(思いやり予算)は、今年度と同水準の2017億円を計上した。日米両政府が来年度以降の額を定める特別協定に合意していないためで、米新政権と合意し増額した場合は、補正予算などで措置する。

要求額を示さない「事項要求」としていた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策には、「イージス・システム搭載艦」建造に向けた調査費17億円を盛り込んだ。一方、213億円を要求した空自F15戦闘機の改修費用については、コストの大幅増を理由に取りやめた。

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