白石被告、控訴取り下げ=死刑確定の見通し―座間9遺体

社会

神奈川県座間市のアパートで10~20代の男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交殺人罪などに問われ、一審で死刑判決を受けた白石隆浩被告(30)が、弁護人による控訴を取り下げたことが23日、分かった。21日に取り下げ書を提出した。控訴期限は来年1月4日で、同5日午前0時に死刑が確定する見通し。

東京地裁立川支部が明らかにした。白石被告は一審公判で、裁判が長引くことで「(自分の)親族に迷惑をかけたくない」と説明。「(判決が出れば)控訴せず、罪を認めて罰を受けるつもりだ」と述べていた。

裁判では殺害時の被害者の承諾の有無が争点となったが、同支部は今月15日、被害者9人全員が「承諾していなかった」と認定。「犯罪史上、まれに見る悪質な犯行」として、求刑通り死刑を言い渡した。弁護人は18日に控訴した。

判決によると、被告は2017年8~10月、金銭欲や性欲を満たす目的などで、ツイッターで自殺願望を示した被害者に接触。自宅に招き、ロープで首をつって殺害した。女性8人には乱暴したほか、被害者全員から所持金を奪い、遺体を解体、遺棄した。

白石隆浩被告(フェイスブックから)白石隆浩被告(フェイスブックから)

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