政府、JR北海道・四国に追加支援=コロナで経営悪化

政治・外交

政府が、JR北海道とJR四国に対し新たな財政支援を実施する方針を固めたことが23日、分かった。新型コロナウイルスの影響で経営が一段と悪化しており、今年度末が期限となる現行の財政支援を来年度以降も継続するとともに、追加出資などを通じ財務基盤を強化する考え。来年1月召集の通常国会に関連法案を提出する。

政府は、両社が地域交通インフラの役割を担っており、経営改善に向けた取り組みなどを考慮し、支援する方針を決めた。

新たな支援策では、両社のすべての株式を保有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構による追加出資を検討する。また、両社の債務を新たに発行する株式と交換する債務の株式化や、金融機関への借入金返済について利子分を補助する方向で調整する。JR貨物についても同様の支援を模索。支援額や期間など詳細を詰めている。

政府は経営悪化が深刻なJR北海道に2019年度と20年度に計400億円を支援。JR四国にも11~20年度の10年間で計約600億円の財政支援をしている。

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