新型コロナ感染者、爆発的増加の恐れ=70歳未満も宿泊療養―都専門家会議

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東京都は24日、新型コロナウイルスの感染状況と医療提供体制を分析するモニタリング会議を開いた。出席した専門家は、都内全域で急速に感染が拡大しており、さらに増加ペースが速まると、新規感染者数が爆発的に増える事態に発展する恐れがあるとして、「最大限の感染拡大防止策を直ちに実行する必要がある」と訴えた。

1日当たりの新規感染者数(7日間平均)は16日時点の513.1人から23日時点は616.7人と急増。24日には過去最多となる888人が確認された。入院患者数も増加傾向が続いており、21日には最多の2154人に上った。

都医師会の猪口正孝副会長は会議で、年末年始の医療体制について「許容範囲を超え、深刻な機能不全の発生が予想される。重症患者の受け入れが困難になる」と強い危機感を示した。重症病床の確保により、既に救急の受け入れや予定にあった手術が制限されているという。

会議では、約3500床の病床を確保したことが報告された。また、都は医療機関の負担を軽減するため、これまで原則入院だった65歳以上の高齢者に関し、70歳未満で基礎疾患のない人もホテルなど宿泊施設での療養対象にした。

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