年越しお札、最高の118兆円=コロナ禍で現金多めに

経済・ビジネス

日銀が30日発表した2020年末の銀行券発行残高によると、市中に出回ったまま年を越すお札の残高は118兆3282億円(19年末112兆7418億円)となり、11年連続で過去最高を更新した。すべて1万円の札束にして積み上げると1183キロ。地表から高度400キロにある有人実験・観測基地、国際宇宙ステーション(ISS)までの距離の約3倍に相当する。

銀行券の発行残高は、個人の財布や企業の金庫などにあるお札の総量。近年、急速にキャッシュレス決済が普及しているものの、依然として根強い現金志向が浮き彫りとなった。

低金利のため銀行などに預け入れない「たんす預金」が増加。また、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための外出自粛で、手元に現金を多めに置く傾向が強まっている。

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