三が日の初詣客大幅減=各地の寺社、コロナ影響―民間調査
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正月三が日の各地の初詣客が、前年より大幅に減少したことが4日、民間調査で分かった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、寺社側が分散参拝を呼び掛けたこともあり、初詣を控える動きにつながったとみられる。
ソフトバンク子会社のアグープ(東京)がスマートフォンの位置情報に基づき、全国の神社仏閣の対象エリアで時間ごとの累積の滞在人数を調べた。
今年と昨年の元日午前0時台から3日午後11時台までの人出を比べたところ、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)で74.8%減少していた。このほか住吉大社(大阪市)が73.4%、明治神宮(東京都渋谷区)は66.3%、伏見稲荷大社(京都市)は63.5%それぞれ減った。
一方、伊勢神宮(三重県伊勢市)は4日、三が日の参拝客数が17万525人だったと発表。昨年の56万320人から約7割減った。
明治神宮に初詣に訪れた人たち。神宮側は大みそかからの終夜参拝をやめ、元旦午前6時に開門した=1日、東京都渋谷区
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