会食ルール化、一転見送り=批判続出で与野党―新型コロナ

政治・外交

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の再発令に合わせ、自民、立憲民主両党が検討していた国会議員の会食ルールの策定は7日、見送られる見通しとなった。両党国対委員長が6日に検討を急ぐことで合意したが、インターネット上で「ルール化しないと自粛できないのか」などの批判が相次ぎ、機運は急速にしぼんだ。

与野党は7日の衆院議院運営委員会理事会で策定の是非を協議。立憲民主党などは「会食自粛を申し合わせるべきだ」と主張したが、自民党などは「各議員が自覚を持って対応すればいい」と難色を示した。最後は高木毅議運委員長(自民)が「意識を持っておのおの行動すべきだ」と締めくくった。

参院議運委理事会では水落敏栄委員長(同)が取り上げようとしたところ、立憲などが「ルール化は間違ったメッセージになる」と反対し、議論にすら入れなかった。

自民、立憲両党の国対委員長は当初、「午後8時まで、4人以下で」とのルールを念頭に置いていたが、日本医師会の中川俊男会長が「全面自粛してはどうか」と発言し、ネット上でも与野党の認識の甘さを問う声が広がった。議員の一人は「議論を進めれば、一段の批判を招きかねない。議論は終わりだ」と語った。

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