体調不安なら追試申請を=毎朝検温、コロナ対策で―16日から初の共通テスト

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約53万人が志願した大学入学共通テストが16日から始まる。新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、首都圏1都3県に緊急事態宣言が再発令される中で行われる異例の入試を前に、文部科学省と大学入試センターは「体調に不安を感じたら、無理せず追試験を申請して」と受験生に呼び掛けている。

共通テストは大学入試センター試験の後継で、16、17日のほか、30、31日に第2日程が設定された。感染対策の休校による学習遅れに対応した特例措置で、第1日程の追試日も兼ねる。第2日程での志願者は718人。

センターなどは、試験の7日ほど前から毎朝検温し、記録を試験場に持参するよう要請。試験当日に「37.5度以上の発熱」「息苦しさ」「強いだるさ」のうち一つでも当てはまるか、「味覚障害」「嗅覚障害」「せきが続く」「のどの痛みが続く」「下痢」などのうち二つ以上に当てはまる場合は当日の受験を見送り、追試を申請するよう求めている。

申請は12日から当日まで可能で、試験場の大学に電話で連絡する。医師の診断書はなくてもよい。試験場に着いてから症状が出た時は、休養室に案内され、医師が追試か別室受験かを判断する。本人の申し出のほか、他の受験者に影響があると監督者が判断した場合も休養室に通される。

保健所からコロナの濃厚接触者と判断された場合は、自治体のPCR検査で陰性▽試験当日に無症状▽公共交通機関を使わず試験場に行く―の要件を満たせば、別室での受験を認める。

試験場では、受験生に不安や動揺を与えるとして、サーモグラフィなどによる検温は禁止した。受験生にはマスク着用を義務付け、昼食は自席で取ることなどを求めている。

第2日程の試験場は、追試に備え全都道府県に計64カ所用意された。当初から第2日程を選択した受験生の追試は2月13、14日に行う。

大学入学共通テストを運営する大学入試センター(東京都目黒区)大学入学共通テストを運営する大学入試センター(東京都目黒区)

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