中国企業元役員に有罪=IR汚職贈賄側―東京地裁

社会

カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、衆院議員秋元司被告(49)=収賄罪などで起訴=への贈賄罪などに問われた中国企業「500ドットコム」元役員、ジェン・シー被告(38)=中国籍=の判決が3日、東京地裁であり、丹羽敏彦裁判長は「重要な役割を主体的かつ積極的に果たした」と述べ、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。

丹羽裁判長は「被告は語学力と日本での社会経験を生かし、事件に実質的に関与した」と指摘。弁護側は、同社社長と日本人元顧問=贈賄罪で有罪確定=らとの間で通訳や連絡役を務めただけで罰金刑が相当だと主張したが、「刑事責任は元顧問らに勝るとも劣らない」と退けた。

判決によると、ジェン被告は元顧問らと共謀し、IR事業で有利な取り計らいを受ける目的で、2017年9月に秋元被告に300万円を渡したほか、マカオのカジノ施設視察費や北海道留寿都村への家族旅行費を負担。計約760万円相当の賄賂を提供するなどした。

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