武田、20日にも治験開始=米ノババックス開発のコロナワクチン

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武田薬品工業は米バイオ医薬品企業ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、日本国内での臨床試験(治験)を20日にも開始する。武田はノババックスから技術移転を受け、光工場(山口県光市)に年間2億5000万回(2回接種で1億2500万人)分以上の生産能力を整備。安全性が確認できれば、薬事承認を申請し、今年後半にも供給を始める計画で、国内における安定的なワクチン接種につながる。

ノババックスのワクチンは通常の冷蔵庫(2~8度)で保存可能とされ、英国で実施した治験で89.3%の感染予防効果が示された。武田とノババックスは昨年8月、日本国内における開発や製造、流通での提携に基本合意している。

武田は米バイオ医薬品企業モデルナが開発したワクチンについても、このほど国内治験に着手。モデルナワクチンは、今年9月までに計5000万回(2500万人)分が供給される予定で、武田が承認申請を行う見通しだ。

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