欧州大使館「沈黙しないで」=森会長発言受け、相次ぎツイート

政治・外交

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視と受け取れる発言を受け、在京の欧州連合(EU)代表部や加盟国大使館がツイッターに「沈黙しないで」などと男女平等を訴える投稿を行い、賛同の輪が広がっている。投稿は森氏の発言に直接言及していないが、職員らが「挙手する」画像が添えられており、森氏の「誰かが手を挙げるとみんな発言したがる」との言葉を皮肉ったらしい。

イナ・レーペル大使が代表のドイツ大使館が最初に始めたとみられ、投稿には「#DontBeSilent(沈黙しないで)」「#男女平等」などとハッシュタグ(検索用の目印)が付されている。同大使館の投稿には6日夕までに4万件を超える「いいね」が付いた。賛同する動きはフィンランド、スウェーデン、アイルランド、ポルトガル、スペイン各大使館などに広がった。

女性が多いと会議が長引くという森氏の発言には、海外からも批判のツイートが相次ぎ、女子アイスホッケーの元カナダ代表で国際オリンピック委員会(IOC)のヘイリー・ウィッケンハイザー委員は「朝食会場で絶対にこの男を追い詰める。東京で会いましょう」とコメント。フランス選出のナタリー・ロワゾーEU欧州議会議員は「あなたには(仏語で)2語で十分。お黙りなさい」とたしなめた。

「#DontBeSilent(沈黙しないで)」「#男女平等」などとハッシュタグを付けて5日投稿された画像(ドイツ大使館のツイッターより)「#DontBeSilent(沈黙しないで)」「#男女平等」などとハッシュタグを付けて5日投稿された画像(ドイツ大使館のツイッターより)

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