ロシア大統領「憲法に反することしない」=北方領土引き渡し拒否示唆

政治・外交

【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は、日本との関係について「発展させたいし、そうするつもりだ。しかし、憲法に反することはしない」と発言した。昨年発効した改正憲法が「領土割譲禁止」を明記したことを踏まえ、北方領土の引き渡しには応じない立場を示唆したとみられる。タス通信が14日報じた。

プーチン氏が対日交渉に関し、「憲法に反することはしない」と述べたのは初めてとみられる。領土割譲禁止条項は、国境画定作業は例外としているため、日ロ交渉の余地は残っているとの見方もあった。

プーチン氏は10日にロシアメディア幹部との会談を行い、国営テレビの番組が14日に内容を放映。タス通信がこの中でのプーチン氏の発言を伝えた。

プーチン氏は北方領土交渉に関し、メディア関係者らに「ラブロフ外相に質問してくれ。彼はどこで国境が画定しているかを説明してくれるだろう」とも述べた。

ロシアのプーチン大統領=2020年12月、モスクワ郊外ノボオガリョボ(AFP時事)ロシアのプーチン大統領=2020年12月、モスクワ郊外ノボオガリョボ(AFP時事)

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