工場・スーパー、一部再開=復旧になお時間―福島沖地震

経済・ビジネス

福島県沖で13日夜に発生した地震で影響を受けた企業は、16日も復旧作業を続けた。操業を停止していた工場や休業していたスーパーの一部で再開の動きが進んだが、完全復旧にはなお時間がかかりそうだ。

自動車向け半導体を生産するルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)は、16日朝から生産を一部再開した。地震発生後、安全確認を進めていた。地震前の生産能力に戻るのは21日ごろの見通し。半導体大手キオクシアの北上工場(岩手県北上市)は、一部装置をいったん停止した後、15日から通常通り稼働している。

ソニーグループで半導体製品を生産する白石蔵王テクノロジーセンター(宮城県白石市)も地震後に操業を停止。準備が整い次第再開する方針で、空気の清浄度を厳格に管理するクリーンルームの点検を急いだ。

IHIは16日も航空エンジン部品などを生産する相馬工場(福島県相馬市)の設備点検を継続。従業員約2000人は、復旧の担当者らを除いて自宅待機としている。

小売りでは、福島、宮城両県にあるイオングループのスーパーの一部が天井落下などの影響で16日も営業を休止した。

福島県沖地震の影響で稼働がいったん停止した半導体大手ルネサスエレクトロニクス那珂工場の製造設備(同社提供)福島県沖地震の影響で稼働がいったん停止した半導体大手ルネサスエレクトロニクス那珂工場の製造設備(同社提供)

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