「輸出産地」353地域選定=45都道府県、牛肉など重点支援―農水省

政治・外交

農林水産省は16日、農林水産物・食品の輸出拡大に向け、和牛を中心とした牛肉など23品目について、45都道府県の計353地域を「輸出産地」に選定したと公表した。輸出相手国・地域のニーズに沿った産品を地域ぐるみで生産する。安定的な供給体制の整備を促すため、国が資金面などで産地を集中的に支援する。

主な品目は、牛肉のほか、コメ、リンゴ、ホタテなど。国内外で人気の高い牛肉の輸出産地は「北海道畜産公社を中心とした道内全域」など計17地域に上る。コメは宮城県登米市など東北地方を中心に計34地域が選ばれた。同日時点で、島根、山口両県で産地になった地域はない。日本酒など選定に向け調整中の品目もあり、複数の産地が今年度中に追加される見通しだ。

また、育児用調製粉乳(粉ミルク)を製造する大手食品メーカーが本社を置く東京都や大阪府も選ばれた。

農水省は今後、産地の事業者らに対し、輸出額や生産量の目標などを盛り込んだ事業計画の策定を求める。計画認定後、予算や技術面で手厚い支援を行う。

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