トヨタ9工場、操業一時停止=福島沖地震で部品調達に影響

経済・ビジネス

トヨタ自動車は16日、福島県沖地震で部品の調達に影響が出ているとして、国内の完成車15工場のうち9工場の14ラインで一時的に操業を停止すると発表した。期間はそれぞれ異なるが、17日から順次停止し、20日まで続ける。その後の稼働については状況を見て検討する。

不足している部品の種類は非公表。世界的に需要が急増している半導体ではないという。

トヨタは新型コロナウイルスの感染が広がった昨年春に新車販売が大きく落ち込んだものの、夏ごろから需要が急回復。足元では休日返上で生産を続けている。今回の稼働停止に伴う減産規模については「現段階で精査中」(広報)。ただ、人気のスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」から高級車「レクサス」に及ぶ幅広い車種で、納期が遅れるなどの影響が出る恐れもある。

操業停止の対象となる工場は、トヨタ本体が高岡工場(愛知県豊田市)と田原工場(同県田原市)の2カ所。グループでは、トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)、トヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)、トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)と吉原工場(同県豊田市)、岐阜車体工業(岐阜県各務原市)、豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)、日野自動車の羽村工場(東京都羽村市)。

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