ホンダ次期社長に三部専務=電動化加速、八郷社長は取締役に―4月1日
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ホンダは19日、三部敏宏専務(59)が社長に昇格する人事を発表した。八郷隆弘社長(61)は代表権のない取締役に退く。いずれも4月1日付。6年ぶりのトップ交代で、環境技術に精通した三部氏が電気自動車(EV)など電動化対応を進める。
三部氏はエンジン開発などの部門が長く、2019年には研究開発子会社の本田技術研究所社長に就任。電動化や自動運転などの次世代技術「CASE」対応で中心的な役割を担い、八郷氏とともに開発部門の再編などにも着手した。
三部氏は19日に東京都内の本社で記者会見し、「外部知見の活用やアライアンスの検討も実行する」と述べ、他社との提携に前向きな姿勢を示した。50年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」と「交通事故死者ゼロ」を実現する方針も示した。
社長交代会見で抱負を語るホンダの三部敏宏専務=19日午後、東京都港区の本社
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