日系人強制収容「恥ずべき歴史」=バイデン氏が声明―米

政治・外交

【ワシントン時事】バイデン米大統領は、第2次大戦中に日系人の強制収容につながる大統領令が署名されて79年になる19日、「米国の歴史の最も恥ずべき時代の一つ」として、連邦政府の謝罪を「再確認」する声明を発表した。

声明は「日系米国人は彼らの生まれだけを理由に標的にされ、投獄され、非人道的な強制収容所で生きることを余儀なくされた」と指摘。「米国は、すべての人の自由と正義という建国以来の理想を実現することはできなかった」と表明した。

真珠湾攻撃翌年の1942年2月、当時のルーズベルト大統領は大統領令9066号に署名。日系人約12万人が「敵性外国人」のレッテルを貼られ、収容所で過酷な生活を強いられた。レーガン政権の88年になって公式な謝罪と補償が行われた。

強制収容を非難する立場はその後の政権に引き継がれたが、トランプ前大統領は就任前に米メディアのインタビューで「(どう評価するかは)その時代に行ってみないと分からない」と述べたことがある。

日系人強制収容所入りを前にした、当時2歳のユキ・オキナガ・ハヤカワ・ルウェリンさん=1942年4月、ロサンゼルス(米国立公文書館提供)(AFP時事)日系人強制収容所入りを前にした、当時2歳のユキ・オキナガ・ハヤカワ・ルウェリンさん=1942年4月、ロサンゼルス(米国立公文書館提供)(AFP時事)

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 政府・内閣 民族 日本 米国