伊藤忠社員が出所、帰国へ=中国で3年の刑期満了

社会

【北京時事】2018年2月に中国広東省広州市で当局に拘束され、懲役3年の実刑判決を受けた大手商社・伊藤忠商事の40代の日本人男性社員が、今月20日に刑期を満了し、出所したことが22日分かった。男性は帰国準備を進めている。日中関係筋が明らかにした。

男性社員は、スパイ行為などを取り締まる国家安全局に拘束され、広州市中級人民法院(地裁)が19年10月、国家安全危害罪で懲役3年の判決を言い渡した。どのような行為が罪に問われたかは公表されていない。

中国では15年以降、スパイ行為などに関わったとして日本人15人が拘束され、解放された5人を除く10人が起訴された。刑が確定した9人のうち今回の男性社員を含む2人が刑期を満了。19年7月に湖南省長沙市で拘束された男性の裁判は今月始まった。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 警察・治安 社会 中国 日本