台湾IT相、福島にエール=震災10年で学生らと交流

社会

東日本大震災から10年を前に、台湾でデジタル政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(閣僚)と福島県内の大学生らによる交流会が22日、オンラインで開かれた。唐氏は「福島の未来に大いに期待している」とエールを送った。

県内の中高生や大学生ら約90人が参加し、震災のほか、ジェンダー問題やいじめ、新型コロナウイルスへの対応について意見を交わした。東京電力福島第1原発事故に伴う海外での風評被害に関して、唐氏は「事故直後から情報が更新されていない」と指摘し、復興の現状を広く発信する必要性を強調した。

交流会は、被災者支援に取り組む福島市の団体職員佐藤純子さん(47)が「福島の未来を担う若者に、世界で活躍する人の話を聞かせたい」と企画。「天才プログラマー」と称される唐氏にインターネット交流サイト(SNS)で参加を依頼したところ、快諾を得た。交流の様子は3月11日に動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。

オンラインで福島県の学生らと交流する台湾の唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(左画面)=22日午後、福島市オンラインで福島県の学生らと交流する台湾の唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(左画面)=22日午後、福島市

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