バッハ会長、海外客扱い「日本の決断尊重」=新型コロナ、偽陽性対策も―IOC総会

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【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は12日に記者会見し、今夏の東京五輪・パラリンピックにおける海外客受け入れの可否について、「日本が決断すること。私たちはそれを尊重して受け入れる」と述べた。日本側は新型コロナウイルスの影響を考慮して受け入れを断念する方針で、政府や大会組織委員会、IOCなどとの5者会談を開いた上で、聖火リレーが始まる25日までに正式決定される。

バッハ会長は、大会中の新型コロナ検査の結果が「偽陽性」の場合に備え、選手の出場に影響が出ないよう、迅速に再検査を行う態勢を整えていることも明らかにした。

来年2月の北京冬季五輪については、中国政府による香港の民主派弾圧や新疆ウイグル自治区の人権侵害に対して国際的な批判が強まっている。バッハ会長は「非常に深刻に受け止めている。IOCの権限内で、(北京五輪の)大会組織委とともにあらゆる問題を監視していく」と語った。

12日はオンラインで開催されたIOC総会の最終日で、五輪改革の新たな指針となる15項目の提言で構成される「アジェンダ2020+5」が満場一致で承認された。

記者会見する国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長=12日、IOC提供記者会見する国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長=12日、IOC提供

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