盧泰愚政権「日朝進展を制止」=90年の金丸訪朝で警戒強める―韓国外交文書

政治・外交

【ソウル時事】韓国外務省は29日、1990年前後の外交文書を公表した。それによると、90年9月に自民・社会両党のいわゆる「金丸訪朝団」と北朝鮮の金日成主席が発表した「3党共同宣言」に基づき日朝国交正常化交渉が始まったことを受け、韓国の盧泰愚政権(当時)は警戒を強め、交渉を遅延させる内部方針を策定していた。

3党共同宣言は、早期の国交樹立や補償をうたった。韓国側が日本に慎重な対応を求めたことは知られているが、政府方針として日朝進展を制止しようとしていたことが裏付けられた形だ。

北朝鮮を訪問し、金日成主席(中央)と握手する自民、社会両党訪朝団の金丸信・元副総理(左)と田辺誠社会党副委員長(右)=1990年9月、平壌北朝鮮を訪問し、金日成主席(中央)と握手する自民、社会両党訪朝団の金丸信・元副総理(左)と田辺誠社会党副委員長(右)=1990年9月、平壌

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