野党、武田総務相の不信任案を提出=衆院選にらみ対決姿勢

政治・外交

立憲民主、共産、国民民主、社民4党は31日、総務省幹部接待問題をめぐる武田良太総務相の国会答弁などが不誠実だとして、衆院に不信任決議案を提出した。野党が菅内閣の閣僚に不信任案を出すのは初めて。秋までの衆院解散・総選挙をにらみ、後半国会に向けて対決姿勢を強めた。

4党は31日、国会内で幹事長・書記局長会談を開き、武田氏は不信任に値するとの立場を確認。立憲の福山哲郎幹事長はこの後、記者団に「(接待問題の)疑惑解明に消極的な姿勢に終始した。総務省の信頼を失墜させた責任は大きい」と批判した。

立憲の安住淳国対委員長は記者団に、武田氏の他にも資質に疑問のある閣僚はいると強調。総務相不信任案を「第1弾としたい」と述べ、状況を見てさらに不信任案を出す構えを示した。安住氏は内閣不信任案提出にも既に言及している。

このタイミングでの提出には、4月25日投開票の3補欠選挙・再選挙に向け、政権のイメージダウンを図る狙いもあるとみられる。

衆院の岡田憲治事務総長(中央)へ武田良太総務相の不信任決議案を提出する立憲民主党の辻元清美副代表(左から3人目)ら=31日午後、国会内衆院の岡田憲治事務総長(中央)へ武田良太総務相の不信任決議案を提出する立憲民主党の辻元清美副代表(左から3人目)ら=31日午後、国会内

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