日本郵船、日本最大の客船新造へ=25年就航、コロナ後にらむ
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日本郵船のグループ会社、郵船クルーズ(横浜市)は31日、日本船籍として最大規模となる豪華客船を新造すると発表した。ドイツの企業と造船契約を結んだ。就航は2025年の予定。新型コロナウイルス流行の影響で足元の事業環境は厳しいが、感染収束後の需要拡大をにらみ、建造に踏み切る。
総トン数は5万1950トンで、郵船クルーズが運航する「飛鳥II」の5万444トンから大型化する。一方、乗客定員は約740人(飛鳥IIは872人)に絞ることでゆとりを持たせ、乗客へのサービスを手厚くする。展望露天風呂のほか、全ての客室にバルコニーを設ける計画だ。
郵船クルーズが建造を決めた日本船籍では最大規模となる客船のイメージ図(同社提供)
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